教育無償化の推進によって今後上昇する銘柄とは?ベネッセHD<9783>に注目

株取り引きを行う上で、タイミングによっては「ほぼ間違いなく上がるセクター」というものがあります。

有名な株格言で「国策に売りなし」というものがありますが、国が行なおうとしている政策によって追い風を受けるであろう株は買っておいたほうが良いでしょう。

少し前であれば東京オリンピック関連、リニア関連、国土強靭化関連、待機児童関連などがありました。

文字通り「桁違いの資金」が投入されるわけですから、関連企業は多大な恩恵を受けることとなり、関連銘柄への刺激にもなります。

国の政策・方針の意向が伝わった際に関連銘柄の株価が動き出すことが多いので、そういった情報は逐一確認しておいた方が良いでしょう。

今回は国策とはやや趣が異なるかもしれませんが『安倍晋三首相は2019年10月の8%から10%への消費増税の増収分のうち、1兆円超を教育などの充実策に振り向ける検討に入った』との報道があり、関連銘柄への刺激になっています。

消費増税で生じる税収の使い道を幼児教育の無償化などの財源として確保し、教育環境を整える狙いがあるとの見方が強まり、幼児活動研究会<2152>などが関連銘柄として物色されています。

幼児教育無償化に関連した銘柄であっても、過熱感がある銘柄は買い付けのタイミングなどをしっかり見極めなければ高値掴みとなって損失を出してしまう事があるので注意が必要です。

今回は教育無償化に関連した銘柄の中から、チャートに過熱感が出ていなく今後の上昇期待が高いと考えられるベネッセHD<9783>に着目していこうと思います。
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ベネッセHD<9783>の基本情報


チャート画像

市場 東証1部
取引区分 貸借
業種 サービス業
本社所在地 〒700-0807 岡山市北区南方3-7-17
上場年月日 1995年10月26日
予想PER (連)33.84倍
実績PBR (連)2.27倍
ROE 2.09%

ベネッセHD<9783>は通信教育最大手で「進研ゼミ」が主力の企業です。

同社が9月1日大引け後に発表した業績修正によると、18年3月期の連結経常益を従来予想の106億円から75億円へ29.2%下方修正

これを受けて大幅に株価を下げましたが、通期の最終益は従来予想の55億円から109億円へ98.2%上方修正しており、前期比3.1倍に拡大する見通しです。

2014年7月にはベネッセHD<9783>のグループ企業の派遣社員による個人情報流出事件があり、最終益が赤字へ転落しましたが、17年3月期は黒字転換

順調に業績を回復させており、教育無償化の推進によって思惑が働く期待があります。

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ベネッセHD<9783>のチャート分析

ラック<3857>の日足チャート

 

ベネッセHD<9783>の日足チャートを見てみると、

  • 2017年2月7日の安値 3,130円
  • 2017年4月28日の安値 3,330円

を結んだラインが下値支持線として株価を下支えする場面が多く見られました。

一方の上値抵抗線は、

  • 2017年7月21日の高値 4,540円
  • 2017年8月14日の高値 4,450円

を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。

前述したように9月1日の決算発表翌営業日から4日続落しましたが、現在は足場を固めているような動きとなっています。

地合いは良くなっていますが、同銘柄は目立った動きがない為、出遅れ銘柄として足場固めからの上昇に期待出来るのではないでしょうか。

目先の上値抵抗線である4100円所を上抜けてくるかどうかに注目です。

短期回転投資から、長期投資まで幅広い投資戦略に対応する為には?

個人投資家の方は、

  • スキャルピングからデイトレードを、数日以内の売買回転を繰り返す短期投資
  • 数週間〜の期間で売買を行う中期投資
  • 数カ月から年単位の期間で戦略を立てる長期投資

と、それぞれにあった投資戦略を構築されていることでしょう。

短期投資と長期投資では、銘柄を選定する際に確認するポイントやエントリーのタイミングなどが全くと言っていい程異なります

私自身、比較的長いスパンで考える中〜長期投資を得意としています。個人投資家としてスタートを切った20代前半は、短期間で売買をこなして利幅を積み重ねていく短期投資のコツがなかなかつかめず苦労した時期もありました。

そんな時に参考にしたのは、短期投資に照準を絞った銘柄の分析情報が記載されている雑誌やブログ。とくに、短期投資を軸に考えているブログは、非常に参考になりました

今では当時私が参考にしたブログ等は更新が止まってしまったりしていますが、『短期投資を得意とする自分の情報源』を確保することは特にオススメしたいテクニックの一つだと思います。

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藤井英敏


藤井英敏氏

  • 元フィスコの執行役員としてマーケットアナリストとして活躍。
  • カブ知恵創業者
  • ZAI等の投資専門サイトで執筆中
  • 宝島社が主催する『当たるアナリストランキング』で、毎年TOP10入り。
横山利香


横山利香氏

  • 金融専門出版社で帰社・編集者として活躍
  • 国際テクニカルアナリスト
  • 現在は、フィナンシャルプランナーとして個人投資家に指南
伊東聡


伊東聡氏

  • 山吉証券、三晃証券、山丸証券、極東証券、山和証券、ウツミ屋証券と、多数の証券会社を渡り歩く
  • 証券業界で20年以上の実戦経験を持つ正真正銘の株ディーラー
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