知っておいて損はない!次世代の二次電池関連銘柄を深堀特集



【2017年5月19日 更新】

来年に向けて注目していきたいのは二次電池関連銘柄

しかし、関連銘柄を知っていても、二次電池とは何なのか?実際に私達の生活にどのような影響を与え、将来どのように関わってくるのかまで理解している個人投資家は意外と少ないのかもしれません。

今回は、他の投資家より少しでも優位に立つための二次電池の将来性を知って頂きたいと考え、これまでの二次電池とその歴史を振り返りつつ、次世代の二次電池関連銘柄をピックアップして深掘り解説していこうと思います。

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よく耳にする二次電池とは?

乾電池


二次電池の将来性を語る前に、まずは初歩中の初歩。二次電池とは何なのかを簡潔に振り返ってみようと思います。

超小型の電子から大型の電池まで、その用途により様々な形状の電池がありますが、充電する事で電気を蓄え、繰り返して使うことができる電池のことを二次電池と呼びます。

逆に、充電型でない使い捨ての電池のことを一次電池と呼びます。

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種類豊富な二次電池とその関連銘柄

スマホとバッテリー


事務仕事にはパソコン。工場では産業ロボット。建設現場では建設機械など、実に多くの場面で用いられる電子機器。現在はその多くに二次電池が使用されています。

しかしながら、一言で二次電池と言っても、その使用用途により多種多様な種類があります。

7、8種類もの二次電池すべての特徴を記載しても話のネタにしかならず、実際のトレードにはあまり役に立たなかいもしれません。

ここでは知っておいて損はない、個人投資家が抑えておくべき二次電池の種類と関連銘柄をピックアップしていきます。

鉛電池とは?

二次電池の中では最も古い歴史を持つのが鉛蓄電。

構造上の特徴から安全性が高く扱いやすいという特徴があるため、自動車のバッテリーや小型飛行機、太陽光発電システムなど、幅広い分野で用いられています。

鉛電池の主な関連銘柄としては、以下の2銘柄が挙げられます。

GSユアサ<6674>
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昨年、自動車用、フォークリフト用及び据置鉛蓄電池の製造・販売を行なっているトルコ共和国のInci Aku Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketiの発行済株式の50%を取得。

古河電池<6937>
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2011年に株式会社日本政策投資銀行の環境格付審査で鉛蓄電池業界では初となる最高ランクを取得。

ニッケル水素電池とは?

鉛電池の後継として開発・実用化されたニッケル・カドミウム電池の2.5倍の電気容量を持つ二次電池が、ニッケル水素電池です。

家電量販店の電池コーナーでの充電型乾電池といえばイメージして頂けると思います。ニッケル・カドミウム電池も用途は幅広く、デジタルカメラやハイブリッドカーに用いられています。

ニッケル・カドミウム電池の主な関連銘柄としては、以下の3銘柄が挙げられます。

田中化学研究所<4080>
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リチウムイオン電池やニッケル水素電池など二次電池に使われる正極材料が主要製品の企業。

FDK<6955>

産業機器向けニッケル水素電池事業で米国市場に進出。

パナソニック<6752>
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富士重工業にハイブリッド自動車用ニッケル水素電池を供給している。

リチウムイオン電池とは?

次世代の電池といわれる二次電池がリチウムイオン電池です。

2010年にリチウムイオン電池市場は1兆円規模に成長。二次電池の中でも市場規模は堂々の1位を誇る主力のテクノロジーといえるでしょう。

携帯電話やノートパソコン、ありとあらゆる電子・電気機器に搭載されています。

リチウムイオン電池の主な関連銘柄としては、以下の3銘柄が挙げられます。

ダブルスコープ<6619>
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リチウムイオン電池セパレーターの専業メーカー。

田中化学研究所<4080>
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リチウムイオン電池やニッケル水素電池など二次電池に使われる正極材料が主要製品の企業。

ステラケミファ<4109>
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米国などでの電気自動車(EV)の普及をにらみ、リチウムイオン電池の充放電を補助して発電効率を高める添加剤を増産。

ここまで我々の日常生活を支えている主要な二次電池を簡潔に解説しましたが、今回の本題はここではありません。次の項目では、これから二次電池産業はどう成長するのかを解説していきます。

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二次電池の圧倒的な将来性と、大きな成長期待

EVの充電施設


リチウムイオン電池の台頭で二次電池の成長は頭打ちか?と思われるかもしれませんが、ハイブリッド自動車や電気自動車(EV)に搭載するような電池となると、リチウムイオン電池では力不足なのが現状です。

EVに搭載する二次電池の場合、これまでの二次電池とは比べ物にならない程大きなエネルギー密度を必要とします。

EVの実用化を考えた時、高エネルギー密度電池に対する期待が日に日に高まっており、今後も時代のニーズに応えられる電池の開発や研究が盛んになっていくことは、想像に難くありません。

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今後誕生するであろう、夢のような究極電池『リチウム空気電池』

EVの給電口


そして今現在、リチウムイオン電池に代わる本命の二次電池として注目されるのがリチウム空気電池といえるでしょう。

未だ実用化はされていませんが、リチウムイオン電池の重さやコストを5分の1程度に抑えることが可能。

また、リチウムイオン電池搭載の車が160㎞程度の走行が可能なのに対し、リチウム空気電池は1000㎞近くの走行が可能になるなど、その差異はおおよそ10倍。

究極の夢のような電池と言われています。

リチウムイオン電池は誕生から10年足らずで二次電池の市場規模1位となったのですから、それに打って変わる電池が誕生すればそれ以上の拡大が期待されます。

リチウム空気電池の存在や関連銘柄は、必ず抑えておきましょう。

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リチウム空気電池関連銘柄

実用化は2020年~2030年と目されていますが、こうした次世代の二次電池の本命・リチウム空気電池の関連銘柄は、2017年の株式市場でも非常に大きなテーマとなるではないかと考えています。

旭化成<3407>

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総合化学大手企業。

米国のリチウムイオン電池の主要素材であるセパレーターを製造する米ポリポアを買収するなど、二次電池産業に積極的。

2012年4月、米IBMがリチウム空気電池開発で旭化成、セントラル硝子の2社と提携を発表。リチウム空気電池関連銘柄としての中核になり得るでしょう。

セントラル硝子<4044>

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建築・自動車用が中心のガラス事業、化学品、ファインケミカル、肥料などの化成品事業を展開する企業。

中国ではリチウムイオン二次電池用電解液の市場拡大が急速に進んでおり、同社も生産速度を加速させシェアの確保を狙っています。

2012年4月、米IBMがリチウム空気電池開発で旭化成、セントラル硝子の2社と提携を発表。旭化成の半分の株価であることから、旭化成より個人投資家人気が付きそうな銘柄です。

東邦チタニウム<5727>

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各種チタン素材やセラミックス材料等の製造を展開する企業。

2012年8月、稲熊宜之教授(学習院大学理学部:東京都豊島区)と共同で次世代リチウムイオン電池である金属リチウム空気電池用部材の高性能化に成功。現在はリチウム空気電池関連銘柄としては穴馬と位置づけ。

日本電信電話<9432>

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国内最大の通信会社。持ち株会社制で地域電話を独占しています。

電源の安定供給、省エネ、および電力の平準化を図るため、リチウム空気二次電池の研究を行っています。リチウム空気電池に関する出願特許数は国内1位。

トヨタ自動車<7203>

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世界最大規模の自動車メーカーであり、日本最大の企業体です。

2013年1月、BMWグループとリチウム空気電池技術の共同研究を開始することで正式契約を締結。また電池討論会などで成果を数多く報告するなど、研究に積極的です。

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