人工知能(AI)関連銘柄を深掘り特集

人工知能

今回は人工知能(AI)関する解説をしていこうと思います。

この記事の目次

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人工知能(AI)とは?

そもそも、人工知能(AI)とは具体的にどんなものなの?という疑問を持つ人もまだまだ多いかもしれません。実は、人工知能の学会でも人工知能の定義とは?と未だに議論されています。現実に人工知能の研究自体に、大きく分けて2つの考え方が存在するのです。

一つは人の知能を持つ機械を作ろうとする立場と、もう一つは人が知能を使ってすることを機械にさせようとする立場です。今、多くの企業が取り入れている人工知能(AI)の多くは、この後者の立場であり、一般的には機械学習呼ばれるものが主流となっています。

機械学習とは?

サーバー

機械学習とは人間が行う知的作業の「論理的推論」を代替する技術です。

わかりやすく説明すると、1+1=という計算式によって導かれる答えは2です。それを、あらかじめ計算方法を機械に学習させる(データを与える)ことによって、新しいデータを見た時に自動的に推測可能とする仕組みが、機械学習となります。

人工知能(AI)の歴史

半導体

人工知能(AI)の歴史とその飛躍的発展は、今や誰もが手にしているコンピューター(電子計算機)によって生み出されました。

1936年イギリスのある数学者により、計算方法(アルゴリズム)さえ与えればどんな論理演算も実現できる「チューリングマシン」が構築され、これをハードウェア上に実現したのがハンガリー出身の数学者です。これをノイマン型と言い、現在のPCやスマートフォンなどで使用されているベースとなる考え方となります。

しかしながら、こうしたノイマン型コンピューター(電子計算機)は、自分勝手に動作をすることは出来ません。ノイマン型コンピューターは、あくまでもプログラムを読み込んで、予め決められた手順でひとつずつデータを処理していくことしか出来ないのです。

そこで研究されているのが、従来型のコンピューターに使われてきた半導体チップとは異なる概念で設計したもので、一般的には非ノイマン型などと呼ばれているコンピューターとなります。

人工知能(AI)が人間の仕事を奪う日

電卓での人力計算

経済ニュースの特集などで、「将来的に人工知能(AI)が人間から仕事を奪ってしまう」というような報道が話題となっていますが、少なからず、すべての仕事を人工知能(AI)に置き換えてしまうのは無理があるのではないでしょうか。

例えば、工場などの生産現場で使われている機械が動作の途中で故障して止まってしまったとします。これがライン工程の複雑な工程の一つの過程であるとするなら、次の工程の機械はそのまま動いているでしょう。これが人間なら、故障した段階で何らかの対応をしなければならないと判断し作業をストップしますが、機械の場合は話は別になります。

最悪のケースを想定すると、次の工程の機械もそのまま動作をしつづけ、故障している機械とぶつかり、次の工程の機会まで故障してしまう場合があります。こうした問題を解決するのは機械ではなく人間の判断によるものなのです。

こうした状況を防ぐために、前後の機械の動きを監視し、異常が発生した時には動作を止めるというプログラムも導入されているのです。

このように、生産過程では一つのプログラムだけでなく複数のプログラムを組み合わせて導入しています。こうした事からも、機械を使っているのは機械ではなく人間であると言えます。点検や清掃、経年劣化による機微な故障などを見抜いて最終的な判断を下すのは、基本的には人間にしかできません。こうした観点から人工知能とは一種のプログラムであり道具に過ぎないとも言えます。

自立型兵器システムの恐怖

戦争で銃を構える兵士

将来的に人工知能(AI)が高度に発達し、人間の脅威となる未来も充分に考えられます。その一つが、人工知能(AI)を搭載した自立型兵器と言えます。

コンピューターと人間を比べると、感情を排除した判断などに関してはコンピューターの方が圧倒的に優れています。こうした特徴を活かし、自立型兵器のシステムを開発してく動きも現実に存在しています。

現時点の技術水準では標的誤認の発生確率が高いため実用的とは言いがたいのですが、人間の助け(操作)を借りた自立型兵器システムは、すでに実戦で使用されています。それが、イラク戦争で使用されたパトリオット迎撃システムなのです。

こうした、人間による最終的な判断を前提とした自立型兵器システムであれば良いのですが、完全に人工知能(AI)に判断を任せてしまうような発展を遂げてしまうと、「やがて人工知能(AI)が人類を滅亡させる」というようなSF的な未来も、現実味を帯びてくる可能性があります。

「人工知能(AI)が人間の仕事を奪う日」ではありませんが、人工知能(AI)を開発・利用していく基本的スタンスとしては、あくまでも人間の行動・生活・判断を手助けする為の有益な人工知能(AI)というスタンスで無くてはなりません。

その為、人工知能(AI)が人間に危害を与えるような行動を防ぐ、安全管理制御システムの技術開発も平行して進めていこうとする要求が、世界中の政治家や研究者から声高に叫ばれています。

人工知能(AI)を最大限に活用できる分野とは

人工知能の未来

大量のデーターを高速で処理する事務作業分野

ここまで、人工知能(AI)の負(となり得る)の部分を見てきました。しかしながら、人工知能(AI)が有益に活躍できる分野は数多く存在します。

例えば、事務的処理や給与計算システムなどの単純作業は、ICカードなどからデータ吸い上げ、人間では到底不可能なスピードで円滑に処理していくことが可能です。こうした事務的な分野での仕事に関しては、今後20年もすればほとんどの人が人工知能(AI)に仕事を奪われてしまうと予測されています。

医療分野の劇的な発展

医療の分野でも血圧計、身長体重計、視力検査などコンピューターの音声で操作の指示が出ています。決まったボタン操作なら誰でもできますから健診などの看護師はずいぶん減り、問診などがスムーズに行われるようになりました。

また、人工知能(AI)が得意なものとして、ビックデータの処理が挙げられます。ビックデータを使って様々なデータの相関性や因果関係を追求し、将来の治療方法や新薬の開発が加速度的に進化する可能性にも大きな期待が寄せられています。

大きく様変わりした交通分野

交通の分野では駅の改札口にも大きな変化が見られます。30年前は駅の改札口で駅員さんが切符を切ったり定期券をチェックするなどを行っていましたが、今ではICカードが普及していて、全自動での降乗車が可能となっています。

道路交通情報(主に渋滞情報など)でも、こうしたビックデーターを人工知能(AI)の活用により、今以上の精度で渋滞情報を予測することが可能となるでしょう。

金融分野での人工知能(AI)活用

家計簿のアプリとして人気のマネーフォワードも、この人工知能(AI)が活用されています。アプリを使って家計簿をつけるだけでなく、自分の使っている金融口座や証券口座などを一括登録しておけば、自分の資産運用もグラフ化できる仕組みを作り上げました。

証券会社や銀行などとしても自分の顧客が満足し、資産が増えればサービスなどの手数料収入も増えますし、定期預金なども増えるでしょう。日常的な買い物を見ても、クレジットカードや電子マネーの使用額が、この数年で大きく増加しています。

電子マネーの利用グラフ

統計局ホームページ/統計トピックスNo.62


引用:総務省統計局 電子マネーの利用状況-「家計消費状況調査」の結果から-

強力なレコメンド機能を活用するファッションや小売分野

自分の服のファッションのコーディネートをしてくれる機能、いわゆるレコメンドですね。その人の嗜好や好みを覚え、一人一人にあったサービスや商品を提供してくれるレコメンド機能ですが、今後は更に高精度なレコメンド機能が登場してくるでしょう。

AIの持つ特性上、利用すれば利用する程(学習する能力)自分の好みに合った服にマッチングする可能性が更に高まることが期待されています。

こうした実例を踏まえ、クラウド関連銘柄を考えていくとどういった銘柄がこの先伸びていくの考えていくと理解しやすいかもしれませんね。

人工知能(AI)関連銘柄

データセクション【3905】

チャート画像

人工知能(AI)関連、ビックデータ関連として人気が高いのがデータセクションです。

特にディープラーニングを活用したソーシャルメディアの解析、WEB画像フィルタリングサービスなど数多くのサービスを提供しており、日本国内の人工知能(AI)関連銘柄としては最も認知度と実力を兼ね備えた銘柄と言えるでしょう。

UBIC【2158】

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人工知能「KIBIT(キビット)」を活用し、情報解析を支援する事業を展開するのがUBICです。

訴訟支援サービスで培った独自技術が強みの同社ですが、医療データ解析や食の分野へも進出し、今後、更なる業績拡大が見込まれている有望な銘柄です。

サイバーダイン【7779】

チャート画像

医療・介護・福祉、重作業、エンターテイメントなどの様々な分野で活躍している、ロボットスーツ(HAL)を開発、販売するのがサイバーダインです。

大学発の本格的ベンチャー企業という一面も持ち併せており、ご存じの方も多いかと思います。

このHALに搭載する小脳処理機能と学習型汎用人工知能(AI)を、株式会社PEZY Computingと共同開発(業務提携、及び出資)することが昨年夏に話題となりましたが、個人的には国内の人工知能(AI)関連産業の中では1番注目している銘柄となります。

その他の人工知能関連銘柄一覧

  • エヌアイデイ【2349】
  • エイジア【2352】
  • モルフォ【3653】
  • ブレインP【3655】
  • テクノスJ【3666】
  • ホットリンク【3680】
  • ロックオン【3690】
  • リアルワルド【3691】
  • サイオス【3744】
  • AMI【3773】
  • コムチュア【3844】
  • ALBERT【3906】
  • JIGSAW【3914】
  • 野村総研【4307】
  • インテージH【4326】
  • フォーカス【4662】
  • 富士フイルム【4901】
  • フォトクリ【6075】
  • アライドアキ【6081】
  • メタップス【6172】
  • ロゼッタ【6182】
  • ユニバーサル【6425】
  • 日立【6501】
  • 三菱電【6503】
  • NEC【6701】
  • 富士通【6702】
  • ルネサス【6723】
  • トヨタ【7203】
  • 菱洋エレク【8068】
  • KDDI【9433】
  • カドカワ【9468】
  • NTTデータ【9613】
  • ジシステム【9758】
  • ソフトバンク【9984】

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