鉄鋼セクターが業種別上昇率トップ!中でも有望な東京製鐵<5423>に注目

22日、東京株式市場の業種別の上昇率ランキングで鉄鋼業がトップとなっており、鉄鋼セクター全体への注目度が高まっています。

鉄鋼業が注目されている理由の一つとして、今後の円安進行期待があります。

ドル円為替の動きを見ると、今年7月12日から円高進行が続いていましたが、108円50銭辺りから114円50銭辺りまでのボックスで推移しており、今後は円安へ進むと考えるのが無難な予想となるでしょう。

鉄鋼製品製造に必要な原料の鉄鉱石や石炭を輸入に頼っている為、本来であれば鉄鋼業界にとって円安はメリットとはならないはずですが、輸出比率が高い企業が多い為、鉄鋼業は隠れた「円安によって恩恵を受ける業種」と考えられます。

前述のように今後円安が進行すると仮定するならば、鉄鋼業全体の株価が刺激されるでしょうから、今のうちに監視を強めておいた方が良いでしょう。

そこで今回は、鉄鋼業の中でチャート的にも株価上昇期待が高いと考えられる東京製鐵<5423>に着目していこうと思います。

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東京製鐵<5423>の基本情報


チャート画像

市場 東証1部
取引区分 貸借
業種 鉄鋼
本社所在地 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3−7−1 霞が関東急ビル
上場年月日 1974年7月8日
予想PER (連)11.39倍
実績PBR (連)1.21倍
ROE 10.74%

東京製鐵は日本の電炉メーカー最大手。

建材が主力で、H形鋼ではトップシェアをほこり、厚板等多彩な製品を取り扱っています。

無借金経営を行っており、日本の鉄鋼メーカー全体で見ても高い売上高経常利益率(ROS)であるなど良好な財務体質として知られている企業です。

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東京製鐵<5423>のチャート分析

東京製鐵<9837>の日足チャート

 

東京製鐵<5423>の日足チャートを見てみると、

  • 2017年4月24日の安値 811円
  • 2017年6月16日の安値 855円

を結んだラインが下値支持線として株価を下支えしています。

一方の上値抵抗線は、

  • 2017年3月21日の高値 1,015円
  • 2017年7月10日の高値 1,012円

を結んだラインが意識されています。

21日に急落した分、本日22日は長めの陽線を付けており、上値抵抗線まで上昇すると仮定しても上昇余地はまだ残されています

円安が進む事によって鉄鋼セクターに資金が流入する期待もあり、上値抵抗線を上抜けて上昇する可能性もあるでしょう。

指標面では同業種の平均PBR 0.7倍、平均PER 16.8倍と比較して同社のPBR 1.21倍はやや割高ですが、PERは11.39倍とまだ買われても良い水準です。

大引けベースでの年初来高値を更新しており、ほぼ高値で引けている事から買い意欲は旺盛と考えられ、明日以降の動きにも要注目です。

この流れは変わらない。2017年以降の相場も、テーマ株が物色されるのが繰り返される?

2016年相場を思い返してみると、人工知能(AI)関連銘柄ビットコイン関連銘柄5G関連銘柄自動運転関連銘柄Apple関連銘柄インバウンド関連銘柄ドローン関連銘柄AR/VR関連銘柄リニア関連銘柄越境EC関連銘柄フィンテック関連銘柄ポケモンGO関連銘柄など、非常に数多くのテーマが物色され盛り上がりをみせた1年でした。

こうしたテーマ株は、”一瞬の吹き上げ”で終わるケースと、”その後も中期的に上昇を継続"していくケースに別れますが、中期的に上昇を継続してくるような息の長いテーマとなる場合、ファンダメンタルズ分析よりも、むしろテクニカルな理論によって機械的に売買判断を行っていった方が”勝てる”可能性は非常に強いものとなります。

考えてみれば当たり前で、いくら市場でのテーマ性を示されても、ファンダメンタルズ分析オンリーで投資を考える個人投資家の場合には、PERが100倍、200倍といった銘柄は、絶対に手が出せません

しかし、株価はまだまだ上昇を続けている。となると、判断基準をテクニカルな方面へシフトする事も視野に入れていものです。

ファンダメンタルズ分析的にはエントリー対象にもならないような銘柄でも、極端に言ってしまえば”企業自体を見ないテクニカル分析”では、機械的にエントリーと利食いを繰り返すこともできるのです。

ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析にはそれぞれ一長一短ありますので、どちらが優れているのか?という議論は不毛ですが、少なくとも、市場で物色され始めたテーマ株では、テクニカル分析の方が”波に乗れる可能性は高い"のではないでしょうか?

2017年以降もテーマ株の物色が繰り返される相場の流れは、変わらないと思います。

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