持ち合いを煮詰めるビットコイン(Bitcoin)。仮想通貨の法規制を進める中国・韓国と、静観する日本政府のスタンスの違い。

先週もビットコイン(Bitcoin)に関する様々な報道がありました。その中でも特にインパクトが強かったのが韓国政府による仮想通貨取引所の閉鎖規制と、中国当局によるマイニング規制でした。

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韓国政府による仮想通貨取引所の閉鎖方針

ビットコイン(Bitcoin)


韓国の朴相基(パク・サンギ)法相は11日、仮想通貨の取引所取引を禁止する法案を法務省が準備していることを明らかにした。これとは別に、警察・税務当局が今週、複数の国内大手取引所を脱税の疑いで捜索したことも明らかになった。

出典:ロイター通信 2018年1月11日 12:44配信

この発言を受け、ビットコイン(Bitcoin)大きく下落。相場では混乱が生じました。

こうした韓国政府の方針に対し、20代〜30代を中心とする韓国の投資家は猛反発。韓国大統領府のホームページには、政府の規制方針に反対する書き込みが殺到。一部報道によると政府を批判する書き込み数は11万件にものぼったと伝えられています。

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中国政府によるマイニング規制通達

中国でも、ビットコイン(Bitcoin)のマイニングに関する規制報道がありました。

中国当局はビットコイン採掘活動の停止を命じた。同国では規制によって既にビットコイン取引所が閉鎖されたが、さらに世界のビットコイン供給の大きな部分を占める活動にも終止符が打たれることになった。

インターネット金融のリスクを監視する政府の対策本部は先週、仮想通貨を採掘、つまり生み出す活動の停止を「監督する」よう地方当局に通達した。この通達と、事情に詳しい複数の関係者によって明らかになった。

出典:ウォール・ストリート・ジャーナル 2018年1月11日 03:49配信

この報道の真偽に関して、中国政府からは未だに正式なコメントは発せられていません。一部では、前々から中国政府によるマイニング規制観測があり、同国大手のビットコイン(Bitcoin)マイニング企業、ビットメイン(Bitmain)も気候が涼しく電力供給も安定しているカナダへの移転を検討していると言われています。

中国のマイニングシェアは70%を超えているとも言われており、今後も中国政府のマイニングに対する規制には、相場も敏感に反応しそうです。

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規制はしない?日本政府・麻生財務大臣

中国、韓国政府の方針を受け、日本政府の対応は?と気になった個人投資家の方も多かったかと思います。

日本政府としては、当面は大きな規制などの導入は検討していないようです。

麻生太郎財務・金融相は12日午前の閣議後の記者会見で、価格の乱高下が続くビットコインなどの仮想通貨に関し「何でもかんでも規制すればいいとは思わない」と語った。「利用者保護とイノベーションのバランスを注意しながらやっていかなければいけない」と述べ、当面は状況を見極める姿勢を示した。

出典:日本経済新聞 2018年1月12日 10:08配信

というのも、日本(日本銀行)は、1990年代から国家の法定通貨としての電子通貨の導入検討を行っています。また、UFJ<8306>が発行の準備を進めているMUFGコインも2018年中にはリリースされる見込みです。こうした背景から、日本(日本銀行)として、ビットコイン(Bitmain)を始めとした仮想通貨市場の動向をしっかりと観察し、電子通貨の導入に関する様々な情報を集めたいと考えているのではないでしょうか?

その為、日本としてはICOなどで明らかな詐欺事件などが起こらない限り、大きな規制などは導入しないのではないかと、個人的には考えています。

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ビットコイン(Bitmain)の日足チャート



さて、ビットコイン(Bitmain)の日足チャートを見てみましょう。

  • 12月7日の高値
  • 12月17日の高値

を結んだ所に、右肩下がりのトレンドラインを引くことが出来ます。

一方、

  • 12月22日の安値
  • 12月30日の安値

を結んだところに、右肩上がりのトレンドラインを引くことが出来ると思います。

現在のビットコイン(Bitmain)は、この上値抵抗線(右肩下がりのトレンドライン)と下値支持線(右肩上がりのトレンドライン)との間で波をうちながら推移しており、テクニカル分析で言うところの三角持ち合い状態となっています。いわばエネルギーを溜め込んでいる状態です。

この上値抵抗線を上抜けて上方向に上昇していくか、下値支持線を下抜けてさらなる下落に至るのか?

先週の記事でも書きましたが、日柄を考えると2週間前後でどちらかの方向に相場で溜めたエネルギーを放出していきそうな気がします。

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